「気に入った、我が配下となるがよい」

名前:原形:性別
“魔王”グリムニール(Grimnir):サザンドラ:♀
年齢:身長
外見は20代半ば~後半:175cm
所属
黄の組織:タロン(旅人)
一人称:二人称
我:貴様
詳細
「確かにかつては魔王と呼ばれた身。なれど、今の我が力はヒトの子に毛が生えた程度のもの。野心なぞ持てようはずもない、安心するが良い」

「貴様の様な強き者は好きだ。敬意を表し、今の我に持てる力のすべてで相手をしてやろうぞ」

「この船には実に面白い者共が集まっているな、いや実に愉快愉快」


冷静な性格、暴れる事が好き
好き:強き者、混沌と欲望、魔界の住人達
嫌い:信念無き正義、妖精族またはそれに類するもの

【経緯】
旅人として『この世界』に迷い込んだ、とある別世界の『魔王』。
元の世界では配下を率いて世界を手中に収めんと暴虐の限りを尽くしていた。
ある日魔王を討たんと立ち上がった『勇者』と、彼女が率いる魔王軍との戦いの最中、突如この世界へと迷い込む。
ところが彼女は見知らぬ世界や突如自分の身に降り注いだ異常事態にさして慌てるでもなく、それどころかこの状況を楽しんですらいるようだ。
現在は『元の世界』へと戻る方法を探すため、黄の組織:タロンに身を置きダンジョンを探索しつつ、腹の内では密かに『この世界』をも支配しようと画策しているようだ。
正体、本来の姿は黒く巨大な身体の三つ首の竜。

なお、元の世界にいた頃は『魔王』の名に相応しい強大な魔力、戦闘力を持っていたが、こちらの世界に来た際にどういうわけか、普通のニンゲンの範疇に納まる程度に大幅に弱体化してしまっている。
本来持ち合わせていた力を振るえないことに首を傾げてはいるが、意外にもこの現状を面白いと感じ、楽しんでいる模様。


【人物像】
基本的には冷静で落ち着いた性格。傲慢であり、大抵の相手には尊大に接する。
目的、野心のためであれば手段を選ばない冷酷さを持つが、身内相手には意外なほどに寛容。
前述の通りこちらの世界では大幅に弱体化しているのだが、それでも尚自分の力によほど自信があるのか、常に余裕綽々とした態度を崩さない。
弱者には厳しいが強い力と意志を持った者が好きなようで、こちらの世界で出会った見込みのありそうな者に積極的に自身の傘下に入らないかと勧誘する姿も。
本来は大変な野心家であるが、こちらの世界では力が著しく弱体化している為、『ひとまずは』大人しく振る舞い、暴虐は息を潜めている。


【戦法】
魔王らしく、多彩な属性の魔法を使いこなして戦う。破壊力としての魔力こそ弱体化しているが、扱える魔法の幅広さは健在。
メインウェポンは暗黒魔法(あくのはどう)、他、地属性、炎属性、水属性など多岐に渡る。
一応肉弾戦も不可能ではないが、あくまでもメインとなるダメージソースは魔法。
また本来の姿である三つ首の巨竜の姿に変じ、強大な力を得ることも可能だが、こちらの世界では消耗が激しいのか一度のダンジョン攻略に一回程度が限度な上、狭い場所では使えないという欠点がある。


【元の世界について】

【その他補足(準備中)】


絡みなどに関して
仲良くして下さる方、敵対して下さる方、配下に勧誘させて下さる方、配下志望者などなど、何でもお待ちしております。
『旅人』であるという設定の都合上、血縁関係は不可とさせて頂きますが、それ以外なら何なりとどうぞ。
恋愛関係は…キャラクターの性質上、彼女が主導権を握る形になるかと思いますが、それでもよろしければ。
他、制限は特にありません。当方、少しでも絡むと広く深くしつこく話を聞いて把握したがるタイプですので、覚悟を決めて自己責任の上でお付き合い下さい。
その後について
『おわりのやま』が消え去った後も、暫くはこの世界に留まり『輪廻のクラーウィス』の解析を試みていたが、ある日突然『魔王』はこの世界を去っていった。
『魔王』の帰還。指導者を失い烏合の衆と化していた魔界にとっては願ってもない悲願であった。
配下の魔族たちに迎えられ、元の世界に戻った『魔王』は、かねてからの野望どおり、精鋭たる四天王を含めた魔族たちを率い、世界の支配に向けて再び動き始めた。

しかし、そんな魔族の侵攻に屈せず、光り輝く剣で道を斬り拓く者がいた。そう、妖精の祝福を受けた『勇者』だ。

『勇者』は剣を振るった。この世に災いをなさんとする魔を討つために。『勇者』は突き進んだ。その背に人々の希望を背負って。
その剣は青き老将を、幼稚な悪意を、艶美たる悪女を、殺戮の猛将を、彼らの野望、悪行と共に切り伏せていった。

長い長い旅の末、『勇者』と『魔王』は対峙する。

闇を纏い、暗黒の炎を焦がし、遂に正体―三つ首の黒き邪竜の姿―を表す魔王。
熾烈な戦いの末に、一筋の光が闇を切り裂いた。『勇者』が『魔王』を討ったのだ。
かくして、『魔王』の命と共にその野望も絶え、地上に光と平和が戻ったのであった。

…世界の移動をも可能とする鍵、『輪廻のクラーウィス』の研究をしていた『魔王』。
『魔王』が何のために鍵の研究をしていたのか、研究の末に『魔王』は何かを見出すことができたのか。
今となってはそれを知るすべはない。

「…『勇者』よ、ゆめゆめ忘れるでない。今でこそ光を取り戻したなどと思い上がっているであろうが、光がある限り、闇もまたそこに生まれるのだ。己が生み出した闇に、ヒトも、妖精も、すべて飲み込まれる日は、決して遠くはないであろう…自らが生み出した闇に、貴様らは果たして向き合えるかな?クハ、ハ…」

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